足や顔のむくみが続く
―鹿児島市郡元の内科・循環器内科
夕方になると靴下のあとが深く残る。朝起きるとまぶたが腫れぼったい。すねを押すとへこんだまま戻らない。
こうしたむくみは、疲れや塩分のとりすぎで起きることもあれば、心臓・腎臓・肝臓・甲状腺のサインとして現れることもあります。
松岡内科では、日本循環器学会 循環器専門医が、心電図・心臓超音波(心エコー)検査で原因を確かめます。「病院に行くほどでは…」と迷う段階でこそ、お気軽にご相談ください。

こんな方は一度ご相談ください
✓ 夕方になると足がむくんで、靴がきつくなる
✓ すねを指で押すと、へこんだまま戻らない
✓ 朝起きたとき、まぶたや顔が腫れぼったい
✓ 体重が数日で2〜3kg増えた
✓ むくみと一緒に、階段で息切れするようになった
✓ 片脚だけが太くなり、痛みや熱っぽさがある
✓ 健診で「心電図異常」「尿たんぱく」を指摘された
✓ 血圧の薬や痛み止めを飲み始めてから、むくむようになった
ひとつでも当てはまる方は、放置せず原因を確かめておくことをおすすめします。むくみは「体に水分がたまっているサイン」であり、その理由を調べることが大切です。
むくみは、なぜ起こるのでしょうか
血液は心臓から送り出され、細い血管を通って全身に酸素と栄養を届けます。このとき血管からしみ出した水分は、通常なら静脈やリンパ管を通って回収されます。
ところが、心臓のポンプの力が落ちる、腎臓から水分・塩分を出しにくくなる、血管から水分が漏れやすくなるといった状態になると、水分が回収しきれず皮膚の下にたまります。これが「むくみ(浮腫)」です。
そのため、むくみの診療では「どこに原因があるか」を見分けることが最初のステップになります。
考えられるおもな原因
むくみの多くは生活習慣によるものですが、見た目だけで心臓や腎臓の病気と区別することはできません。検査で確かめることではじめて安心につながります。
心不全など心臓の病気
むくみ方:両足(とくにすね・足首)が夕方に強くむくむ。押すとへこむ
あわせて出やすい症状:坂道や階段での息切れ、横になると息苦しい、夜間の咳、体重増加
腎臓の病気
むくみ方:朝のまぶた・顔から始まることが多い
あわせて出やすい症状:尿の泡立ち、尿量の変化、健診での尿たんぱく
肝臓の病気
むくみ方:足のむくみに加え、おなかが張る
あわせて出やすい症状:だるさ、食欲低下、皮膚や白目が黄色い
甲状腺のはたらきの低下
むくみ方:押してもへこみにくいむくみ
あわせて出やすい症状:寒がり、体重増加、強い倦怠感、便秘
下肢静脈瘤・静脈の流れの障害
むくみ方:片脚に多い。立ち仕事のあとに悪化
あわせて出やすい症状:脚の血管の浮き出し、だるさ、こむら返り
深部静脈血栓症
むくみ方:片脚だけが急に太くなる
あわせて出やすい症状:痛み、熱感、赤み ― 急ぐ必要があります
お薬の影響
むくみ方:薬を始めた時期と一致して現れる
あわせて出やすい症状:降圧薬(一部)、痛み止め、ステロイドなど
生活習慣によるもの
むくみ方:夕方に足がむくみ、一晩眠ると軽くなる
あわせて出やすい症状:長時間の立ち仕事・座り仕事、塩分のとりすぎ、運動不足
こんなときは、早めの受診をおすすめします
これらは心臓や血管の病気が隠れているサインのことがあります。とくに「息苦しさ」「胸の痛み」をともなう場合は、その日のうちのご相談をおすすめします。診療時間外で症状が強いときは、救急要請をためらわないでください。
✓ むくみと一緒に、息切れ・息苦しさがある
✓ 横になると苦しく、起き上がると楽になる
✓ 数日で体重が2〜3kg以上増えた
✓ 片脚だけが急に腫れ、痛みや熱っぽさをともなう
✓ 胸の痛み・強い動悸をともなう
当院で行う検査
むくみの原因は心臓とはかぎりません。当院では心臓・肝臓・腎臓のいずれに原因があるのかを、同じ日のうちに順に確かめていきます。いずれの検査も体への負担はほとんどありません。
01 心電図検査(約5分)
心臓の電気的な動きを記録し、不整脈や心筋の状態を確認します。ベッドで横になるだけで、痛みはありません。
02 心臓超音波(心エコー)検査(約10分)
超音波で心臓の動き・大きさ・弁の状態を見ます。放射線を使わず、痛みもありません。
03 腹部超音波(腹部エコー)検査(約15分)
肝臓・腎臓も確認できます。おなかに超音波を あて、肝臓・腎臓・胆のう・膵臓などの状態を確認します。
むくみの原因が心臓ではなく、肝臓(脂肪肝・肝硬変など)や腎臓にある場合を見分けるための検査です。放射線を使わず、痛みもありません。できれば食事をとらずにお越しいただくと、より詳しく確認できます。
04 血液検査(採血 約5分)
貧血・甲状腺・腎臓・肝臓のはたらきや、心臓への負担を示す数値を調べます。
05 尿検査(約5分)
腎臓のはたらきや、尿たんぱくの有無を確認します。
06 胸部レントゲン検査(約5分)
心臓の大きさや、肺に水がたまっていないかを確認します。
受診の流れ
よくあるご質問
むくみだけで、ほかに症状がなくても受診してよいですか?
はい、ご相談ください。むくみだけが先に現れ、あとから息切れなどが出てくることもあります。心配のない状態かどうかを確かめておくこと自体に意味があります。
検査は当日受けられますか?
心電図・心エコー・血液検査・胸部レントゲンは、多くの場合その日のうちに実施できます。ホルター心電図は装置をお貸しし、翌日にご返却いただきます。
むくみの原因が心臓ではなく、肝臓や腎臓だった場合はどうなりますか?
当院では心臓の検査(心エコー)と腹部の検査(腹部エコー)の両方を院内で行えます。腹部エコーでは肝臓・腎臓の状態を直接確認できるため、脂肪肝や肝硬変、腎臓の病気が背景にないかを同じ日のうちに調べられます。
肝臓に原因が考えられる場合は、日本肝臓学会 肝臓専門医が在籍する当院の肝臓内科で、そのまま引き続き対応いたします。あらためて別の医療機関を探していただく必要はありません。
ほかの病院で処方された薬を飲んでいますが、相談できますか?
はい。お薬手帳をお持ちください。むくみがお薬の影響で起きている場合もあるため、内容を確認したうえでご相談します。
予約は必要ですか?
一般の診察は予約なしで受診いただけます。混雑状況やご不明な点は、お電話(099-251-5858)でお問い合わせください。