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便秘・下痢が続く
― 鹿児島市郡元の内科・消化器内科

便が何日も出ない。下痢が続いて外出が不安。便秘と下痢を交互にくり返す。


便通の乱れは、生活習慣や体質によるもののほか、薬の影響、炎症、そして大腸のポリープやがんが背景にあることもあります。とくに「最近になって変わった」という変化は、確かめておく価値があります。


松岡内科では、消化器内視鏡の専門医が大腸カメラで大腸の中を直接確認します。ポリープが見つかった場合はその場で切除でき(日帰り)、鎮静剤(静脈麻酔)を使った検査にも対応しています。

こんな方は一度ご相談ください

✓ 便秘が以前より悪くなってきた
✓ 下痢が2週間以上続いている
✓ 便秘と下痢を交互にくり返す
✓ 便が細くなった、残便感がある
✓ 便に血が混じる、便が黒っぽい
✓ おなかの痛みや張りをともなう
✓ 下剤が手放せない、量が増えてきた
✓ 体重が意図せず減ってきた

とくに「最近になって便通が変わった」「便が細くなった」「便に血が混じる」は、大腸カメラで確かめておく必要がある症状です。一方で、長年の便秘や、ストレスで下痢をしやすい体質も、治療で楽になります。どちらであるかを見分けることから始めます。

便秘・下痢は、なぜ起こるのでしょうか

大腸は、便から水分を吸収しながら、ぜん動運動で少しずつ出口へ送り出しています。この動きが弱かったり、便が通り道に長くとどまったりすると便秘になり、逆に動きが速すぎたり水分が吸収されないまま進んだりすると下痢になります。


この調節には、自律神経と腸内の環境が深く関わっています。そのため、ストレス、生活リズムの乱れ、食事内容、薬の影響で、どちらの方向にも傾きます。便秘と下痢を交互にくり返すのは、調節そのものが不安定になっているためです。


一方で、大腸の通り道が狭くなっていても、同じような症状が出ます。ポリープやがんが大きくなると、便が通りにくくなって便秘がちになり、その手前で液状の便だけが漏れて下痢のように感じられることがあります。「最近になって便通が変わった」という訴えを大切にするのは、このためです。

考えられるおもな原因

便通の乱れは、体質によるものと、大腸に原因があるものを見分けることが出発点になります。当院では大腸カメラで大腸の中を直接確認でき、ポリープが見つかった場合はその場で切除できます(日帰り)。体質によるものと判断した場合も、症状を和らげる治療を続けられます。

過敏性腸症候群(便秘型・混合型)

症状の特徴:便秘と下痢をくり返す。排便すると軽くなる
あわせて出やすい症状:おなかの痛みや張り。ストレスや緊張で悪化しやすい

生活習慣によるもの

症状の特徴:食物繊維・水分の不足、運動不足、便意を我慢する習慣
あわせて出やすい症状:加齢や、環境の変化がきっかけになることもあります

薬の影響

症状の特徴:薬を始めた時期・増量した時期と一致する
あわせて出やすい症状:痛み止め、鉄剤、精神科の薬、血圧の薬などで起こります

大腸ポリープ・大腸がん

症状の特徴:最近になって便秘が悪くなった。便が細くなった
あわせて出やすい症状:血便、残便感、体重減少。便秘と下痢を交互にくり返すこともあります

感染性腸炎

症状の特徴:急に始まる下痢。数日で軽快することが多い
あわせて出やすい症状:発熱、腹痛、吐き気。食事や周囲の流行が手がかりです

過敏性腸症候群(下痢型)

症状の特徴:通勤前や外出前に下痢をする。夜間には起こりにくい
あわせて出やすい症状:おなかの痛み、ガス。外出への不安が生活に影響します

炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)

症状の特徴:下痢が数週間以上続く。血便や粘液をともなう
あわせて出やすい症状:腹痛、発熱、体重減少。若い方にもみられます

甲状腺の病気・その他

症状の特徴:甲状腺の働きが強いと下痢、弱いと便秘に傾く
あわせて出やすい症状:動悸、汗、体重の変化。乳糖不耐や膵臓の病気でも下痢が続きます

こんなときは、早めの受診をおすすめします

✓ 便に血が混じる、または黒い便が出た
✓ 便が細くなった、残便感が続く
✓ 下痢が2週間以上続いている
✓ 体重が意図せず減っている
✓ 発熱や強い腹痛をともなう

これらは、大腸のポリープやがん、炎症性腸疾患など、大腸カメラで確かめておく必要がある状態のサインです。とくに「便に血が混じる」「便が細くなった」「体重が減っている」が重なる場合は、早めにご相談ください。強い腹痛や発熱をともなうときは、その日のうちの受診をおすすめします。

当院で行う検査

便通の乱れでは、大腸の中を直接見て確かめることが要になります。当院は消化器内視鏡の専門医が在籍し、大腸カメラを院内で実施できます。ポリープが見つかった場合はその場で切除でき(日帰り)、鎮静剤(静脈麻酔)を使った検査にも対応しています。

01 大腸カメラ(下部消化管内視鏡・要予約)

大腸の内側を直接観察します。ポリープ、がん、炎症、憩室の有無を確認でき、ポリープが見つかった場合はその場で切除できます(日帰り)。検査中は空気ではなく炭酸ガスを使用しており、検査後のおなかの張りが残りにくくなっています。事前の予約と、腸をきれいにする前処置が必要です。

02 鎮静剤(静脈麻酔)を使った内視鏡

眠っている状態で検査を受けていただけます。おなかの張りやつらさを感じにくく、これまで大腸カメラをためらってこられた方にもご相談いただけます。検査後はお休みいただく時間が必要なため、当日はお車の運転をお控えください。

03 便潜血検査・便の検査

便に目に見えない血が混じっていないかを調べます。下痢が続く場合は、細菌やウイルスの検査も行います。

04 血液検査(採血約5分)

貧血の有無、炎症の程度、甲状腺のはたらき、栄養状態を確認します。炎症性腸疾患や甲状腺の病気を見分ける手がかりになります。

05 腹部超音波(腹部エコー)検査(約15分)

腸の壁の厚み、便のたまり方、肝臓・胆のう・膵臓の状態を確認します。放射線を使わず、痛みもありません。

受診の流れ

よくあるご質問

長年の便秘です。今さら受診しても変わらないのでは?

便秘は「体質だから仕方ない」と考えられがちですが、下剤の種類や使い方を見直すだけで楽になる方は多くいます。近年は作用の異なるお薬が増え、選択肢が広がりました。また、長年の便秘であっても、最近になって悪くなった場合は、大腸に原因があることもあります。一度ご相談ください。

下剤が手放せません。飲み続けて大丈夫ですか?

お薬の種類によります。刺激性の下剤を長く使い続けると、効きが弱くなっていくことがあります。腸に水分を集めるタイプなど、続けやすいお薬もありますので、いまお使いのものを教えていただければ、調整をご提案できます。自己判断で急にやめず、ご相談ください。

大腸カメラは痛くありませんか?

ご希望に応じて鎮静剤(静脈麻酔)を使い、眠っている状態で受けていただけます。検査は消化器内視鏡の専門医が担当します。また当院では、送気に空気ではなく炭酸ガスを用いています。炭酸ガスは体に吸収されやすいため、検査後のおなかの張りが残りにくくなります。事前の予約と、腸をきれいにする前処置が必要です。検査後はお休みいただく時間が必要なため、当日はお車の運転をお控えください。

ポリープが見つかったら、別の日にもう一度検査ですか?

いいえ。大腸カメラの際に見つかったポリープは、その場で切除できます(日帰り)。あらためて入院や再検査をしていただく必要はありません。切除したものは検査に出し、後日結果をご説明します。

ストレスで下痢をしやすい体質です。検査は必要ですか?

過敏性腸症候群が考えられますが、診断するには、まず似た症状を起こす他の病気がないことを確かめる必要があります。とくに、夜間にも下痢で目が覚める、血便がある、体重が減っている、といった場合は大腸カメラをおすすめします。異常がなければ、過敏性腸症候群として治療を進められます。

便通の乱れが続くときは、松岡内科へご相談ください

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