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吐き気・嘔吐が続く
― 鹿児島市郡元の内科・消化器内科

気持ちが悪い状態が続く。食べると吐いてしまう。朝方に吐き気が強い。


吐き気は、胃腸の不調として起こることが多い一方で、脳や心臓、薬の影響など、おなか以外が原因のこともあります。原因によって対応がまったく変わるため、まずどこから来ている症状かを見分けることが大切です。


松岡内科では、腹部エコーと血液検査で消化器や全身の状態を確かめ、必要に応じて胃カメラを行います。おなかが原因でないと判断した場合は、適切な診療科へご案内します。

吐き気・嘔吐の患者のイメージ画像

こんな方は一度ご相談ください

✓ 吐き気が数日以上続いている
✓ 食べると吐いてしまい、食事がとれない
✓ みぞおちの痛みや胸焼けをともなう
✓ おなかの張りや、便通の異常がある
✓ めまいやふらつきをともなう
✓ 新しく飲み始めた薬がある
✓ 体重が意図せず減ってきた
✓ 水分もとれず、尿の量が減っている

とくに「水分もとれない」「尿の量が減っている」は、脱水が進んでいるサインです。早めにご相談ください。また、新しい薬を始めてから吐き気が出た場合は、お薬手帳をお持ちいただくと原因の見当がつけやすくなります。

吐き気・嘔吐は、なぜ起こるのでしょうか

吐き気や嘔吐は、脳にある「嘔吐中枢」というスイッチが入ることで起こります。このスイッチは、胃や腸からの信号だけでなく、血液中の物質、内耳のバランス感覚、脳の圧力の変化など、いくつもの経路から刺激を受けます。


そのため、胃腸炎や胃潰瘍のような消化器の病気はもちろん、薬の副作用、血糖や電解質の異常、めまいをともなう内耳の病気、脳の病気でも、同じように吐き気として現れます。


また、腸の流れが止まる腸閉塞では、行き場を失った内容物が逆流して嘔吐が起こります。この場合は、おなかの張りや排ガス・排便の停止をともなうことが手がかりになります。

考えられるおもな原因

吐き気の原因は、おなかの中とはかぎりません。当院ではまず腹部エコーと血液検査で消化器と全身の状態を確かめ、必要に応じて胃カメラを行います。脳や耳が原因と考えられる場合は、脳神経外科・脳神経内科・耳鼻咽喉科へご案内します。

感染性胃腸炎

症状の特徴:急に始まる吐き気と嘔吐。下痢をともなうことが多い
あわせて出やすい症状:発熱、腹痛。数日で軽快することが多くみられます

胃炎・胃潰瘍

症状の特徴:みぞおちの痛みや胸焼けをともなう
あわせて出やすい症状:黒い便、食欲低下。ピロリ菌が関係することがあります

機能性ディスペプシア

症状の特徴:内視鏡で異常がないのに、吐き気やもたれが続く
あわせて出やすい症状:食後の膨満感、少量で満腹になる

腸閉塞(イレウス)

症状の特徴:くり返し嘔吐し、おなかが張る
あわせて出やすい症状:排便・排ガスが止まる。おなかの手術歴が手がかりです

胆石・胆のう炎・膵炎

症状の特徴:みぞおちや右上腹部の強い痛みとともに吐く
あわせて出やすい症状:発熱、背中への痛み、黄疸

薬の影響

症状の特徴:薬を始めた時期・増量した時期と一致する
あわせて出やすい症状:痛み止め、抗菌薬、抗がん剤、糖尿病の薬などで起こります

めまいをともなう内耳の病気

症状の特徴:天井が回るようなめまいと同時に吐き気が出る
あわせて出やすい症状:耳鳴り、聞こえにくさ、ふらつき

脳や全身の病気

症状の特徴:強い頭痛や神経症状をともなう。朝方に強いことがある
あわせて出やすい症状:脳の病気のほか、血糖・電解質の異常、心臓の病気でも吐き気が出ます

こんなときは、早めの受診をおすすめします

✓ 強い頭痛や、手足のしびれ・力の入りにくさをともなう
✓ 吐いたものに血が混じる、コーヒーかすのようなものを吐いた
✓ おなかが張り、排便・排ガスが止まっている
✓ 水分もとれず、半日以上尿が出ていない
✓ 胸の痛みや冷や汗をともなう

1つ目と5つ目は、脳や心臓の病気のサインである可能性があります。当院への受診より救急要請(119番)を優先してください。吐血や、排便・排ガスの停止も、その日のうちの対応が必要です。水分がとれない状態が続く場合も、早めにご相談ください。

当院で行う検査

吐き気の診療では、原因を探すことと、脱水など体への影響を確かめることを同時に進めます。腹部エコーと血液検査は受診したその日に行えます。そのうえで、必要に応じて胃カメラで胃の中を確認します。

01 腹部超音波(腹部エコー)検査(約15分)

肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・腸の状態を確認します。胆石や膵炎、腸閉塞の手がかりが得られます。放射線を使わず、痛みもありません。

02 血液検査(採血約5分)

脱水の程度、電解質や腎臓のはたらき、血糖、炎症の程度、肝臓・膵臓の状態を確認します。吐き気が続いているときは、体への影響そのものを確かめることが大切です。

03 胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査(約10分)

食道・胃・十二指腸を直接観察し、胃炎・潰瘍・がんの有無を確認します。経口(口から)と経鼻(鼻から)の両方に対応しています。

04 鎮静剤(静脈麻酔)を使った内視鏡

眠っている状態で検査を受けていただけます。吐き気が強く、検査そのものがつらいと感じる方にもご相談いただけます。検査後はお休みいただく時間が必要なため、当日はお車の運転をお控えください。

05 点滴による水分・電解質の補給

食事や水分がとれていない場合は、点滴で水分と電解質を補い、吐き気を抑える薬も使えます。まず体を立て直したうえで、原因の検査を進めます。

受診の流れ

よくあるご質問

市販の吐き気止めで抑えてよいですか?

一時的に使うぶんには問題ありませんが、吐き気は「体からの合図」でもあります。薬で抑えているうちに、腸閉塞や薬の副作用など、対応が必要な原因が見過ごされることがあります。数日で治まらない場合や、くり返す場合は、一度ご相談ください。

吐き気だけで、痛みも下痢もありません。受診の対象ですか?

はい、ご相談ください。痛みをともなわない吐き気は、かえって原因が幅広く、薬の影響、血糖や電解質の異常、内耳や脳の病気などが背景にあることがあります。血液検査と腹部エコーで、まず全身の状態を確かめられます。

吐き気が強くて、胃カメラは無理だと思うのですが。

ご希望に応じて鎮静剤(静脈麻酔)を使い、眠っている状態で受けていただけます。吐き気が強い方こそ、この方法が向いています。また、まず点滴で吐き気を抑え、体調が落ち着いてから検査日を設定することもできます。無理に当日行うことはありません。

飲んでいる薬が原因かもしれません。やめてよいですか?

自己判断で中止しないでください。中止によって元の病気が悪化することがあります。お薬手帳をお持ちのうえご相談ください。原因と考えられる薬があれば、処方元の医療機関とも相談しながら、量や種類の調整を検討します。

妊娠の可能性がある場合は、伝えたほうがよいですか?

はい、必ずお知らせください。レントゲン検査の可否や、お出しできるお薬が変わります。受付でも診察室でも構いませんので、遠慮なくお伝えください。

吐き気・嘔吐が続くときは、松岡内科へご相談ください

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