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みぞおちの痛み・胃が痛い
― 鹿児島市郡元の内科・消化器内科

みぞおちがきりきりと痛む。空腹のときに痛くなる。食後に重く痛む。夜中に痛みで目が覚める。


胃の痛みは、胃炎や胃潰瘍のほか、十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染、胆のうや膵臓の病気でも起こります。痛み方だけで原因を見分けることはできず、胃がんが痛みとして現れることもあります。


松岡内科では、消化器内視鏡の専門医が胃カメラで胃と十二指腸を直接確認し、必要に応じて腹部エコーで胆のう・膵臓もあわせて調べます。鎮静剤(静脈麻酔)を使った検査にも対応しています。

こんな方は一度ご相談ください

✓ みぞおちがきりきりと痛む
✓ 空腹時や夜中に痛みが強くなる
✓ 食後にみぞおちが重く痛む
✓ 痛み止めや解熱剤をよく飲んでいる
✓ 市販の胃薬が手放せない
✓ 吐き気や胸焼けをともなう
✓ 便が黒っぽいことがある
✓ 体重が意図せず減ってきた

とくに「黒い便」「体重が減ってきた」は、胃カメラで確かめておく必要がある症状です。また痛み止めを常用されている方は、自覚のないまま潰瘍ができていることがあります。

胃の痛みは、なぜ起こるのでしょうか

胃の内側は、強い酸から自分自身を守るための粘液におおわれています。この防御と、胃酸などの攻撃のバランスが崩れると、粘膜が荒れたり、深くえぐれたりします。荒れた状態が胃炎、深くえぐれた状態が胃潰瘍です。


バランスを崩す原因として多いのが、ピロリ菌の感染と、痛み止め(NSAIDs)の内服です。このほか、ストレス、喫煙、飲酒、不規則な食事も関係します。


一方で、胃に異常がなくても痛みが続くことがあります。これを機能性ディスペプシアといい、決してめずらしいものではありません。また、胆のうや膵臓の病気がみぞおちの痛みとして現れることもあるため、胃だけを見て終わりにしないことが大切です。

考えられるおもな原因

痛み方だけで原因を見分けることはできません。当院では胃カメラで胃と十二指腸を直接確認し、胆のうや膵臓が疑わしい場合は腹部エコーもあわせて行います。

胃炎(急性・慢性)

症状の特徴:みぞおちの不快感や鈍い痛み。食後に強まることがある
あわせて出やすい症状:吐き気、胃もたれ。ピロリ菌が背景にあることがあります

胃潰瘍

症状の特徴:食後に痛むことが多い。みぞおちを中心に強く痛む
あわせて出やすい症状:黒い便、貧血、吐き気

十二指腸潰瘍

症状の特徴:空腹時や夜中に痛む。食べると和らぐことがある
あわせて出やすい症状:黒い便、若い方にもみられます

ピロリ菌感染

症状の特徴:慢性的な胃の不快感。自覚がないことも多い
あわせて出やすい症状:除菌により、潰瘍の再発と胃がんのリスクを下げられます

痛み止め(NSAIDs)による胃粘膜障害

症状の特徴:薬を飲み始めた時期と一致する。痛みが乏しいこともある
あわせて出やすい症状:黒い便、貧血。整形外科や頭痛での常用が背景になります

機能性ディスペプシア

症状の特徴:内視鏡で異常がないのに、痛みやもたれが続く
あわせて出やすい症状:食後の膨満感、少量で満腹になる

胆石・胆のう炎

症状の特徴:脂っこい食事のあとに、みぞおちから右上腹部が痛む
あわせて出やすい症状:背中や右肩への広がり、発熱、吐き気

膵炎・膵臓の病気

症状の特徴:みぞおちから背中にかけて痛む。前かがみで少し楽になる
あわせて出やすい症状:飲酒後に強まる、体重減少、脂っぽい便

こんなときは、早めの受診をおすすめします

✓ 黒い便が出た、または吐いたものに血が混じった
✓ みぞおちの激しい痛みが突然起きた
✓ 痛みが背中にまで広がる
✓ 体重が意図せず減っている
✓ 発熱や黄疸(体や目が黄色い)をともなう

黒い便や吐血は、胃や十二指腸からの出血を示すサインです。突然の激しい痛みや背中への広がりは、胆のう・膵臓の病気の可能性があります。いずれもその日のうちのご相談をおすすめします。診療時間外で症状が強いときは、救急要請をためらわないでください。

当院で行う検査

胃の痛みでは、胃と十二指腸を直接見て確かめることが要になります。あわせて、胆のうや膵臓が原因になっていないかも確認します。当院は消化器内視鏡の専門医が在籍し、鎮静剤(静脈麻酔)を使った検査にも対応しています。

01 胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査(約10分)

食道・胃・十二指腸を直接観察します。胃炎の程度、潰瘍やがんの有無をその場で確認できます。経口(口から)と経鼻(鼻から)の両方に対応しています。

02 鎮静剤(静脈麻酔)を使った内視鏡

眠っている状態で検査を受けていただけます。以前つらい思いをされた方、えずきが強い方はご相談ください。検査後はお休みいただく時間が必要なため、当日はお車の運転をお控えください。

03 ピロリ菌検査(胃カメラと同時に実施できます)

潰瘍や胃炎の背景にピロリ菌がいないかを調べます。陽性の場合は除菌治療まで院内で対応でき、除菌によって潰瘍の再発と将来の胃がんのリスクを下げられます。

04 腹部超音波(腹部エコー)検査(約15分)

胆のう・膵臓・肝臓・腎臓の状態を確認します。胆石や膵臓の病気が、みぞおちの痛みとして現れることがあります。放射線を使わず、痛みもありません。

05 血液検査(採血約5分)

貧血の有無、肝臓・胆道・膵臓のはたらき、炎症の程度を確認します。潰瘍からの出血や、胆のう・膵臓の異常を見つける手がかりになります。

受診の流れ

よくあるご質問

市販の胃薬で痛みはおさまります。それでも受診したほうがよいですか?

市販薬は胃酸を抑えるため症状は楽になりますが、潰瘍やがんがあっても痛みだけが消えることがあります。とくに月に何度も使っている場合や、痛みをくり返している場合は、一度胃カメラで中を確かめておくことをおすすめします。

痛み止めを飲んでいます。胃薬も一緒に飲めば大丈夫ですか?

痛み止めによる胃粘膜の障害は、胃薬を併用することでかなり防げます。ただし完全ではなく、痛みを感じないまま潰瘍ができていることもあります。長く飲まれている方は、一度胃カメラで確認しておくと安心です。自己判断で痛み止めを中止せず、ご相談ください。

胃カメラはつらくありませんか?

ご希望に応じて鎮静剤(静脈麻酔)を使い、うとうとと眠っているような状態で受けていただけます。また経鼻(鼻から)の内視鏡は、のどを通るときのえずきが起こりにくいといわれています。ご体調やご希望に合わせてご相談ください。

胃カメラで異常がなければ、痛みの原因はわからないのですか?

いいえ。胃に異常がない場合は、機能性ディスペプシアのほか、胆のうや膵臓が原因のことがあります。当院では腹部エコーで胆のう・膵臓まで確認できるため、胃だけを見て終わりにはしません。機能性ディスペプシアと診断された場合も、症状を和らげる治療があります。

みぞおちの痛みが続くときは、松岡内科へご相談ください

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