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食欲がない・食べられない
― 鹿児島市郡元の内科・消化器内科

食べたいという気持ちが起きない。少し食べるとすぐにおなかがいっぱいになる。以前より食事の量が減った。


食欲の低下は、一時的なもので済むことも多い一方、胃や食道の病気、肝臓・胆のう・膵臓の病気、あるいは消化器以外の不調が背景にあることもあります。とくに体重の減少をともなう場合は、確かめておく必要があります。


松岡内科では、消化器内視鏡の専門医が胃カメラで食道と胃を直接確認し、腹部エコーと血液検査で肝臓・胆のう・膵臓、甲状腺や貧血まで一度に調べられます。

食欲不振の患者のイメージ画像

こんな方は一度ご相談ください

✓ 食べたいという気持ちが起きない
✓ 少し食べただけで、おなかがいっぱいになる
✓ 食事の量が以前より減った
✓ においや脂っこいものを受けつけない
✓ 食後にもたれる、みぞおちが痛む
✓ 吐き気をともなう
✓ 体重が減ってきた
✓ だるさが続いている

食欲は、体調の変化がもっとも早く現れるところのひとつです。とくに「体重が減ってきた」「食べ物がつかえる」をともなう場合は、内視鏡で確かめておく必要があります。一度ご相談ください。

食欲は、なぜ落ちるのでしょうか

食欲は、胃や腸の動き、ホルモン、脳のはたらきが組み合わさって決まります。このどれかが乱れると、食べたいという気持ちが起きなくなります。


消化器の側の原因としては、胃の動きが落ちる、胃や食道に炎症や潰瘍がある、通り道が狭くなっている、といったものがあります。肝臓・胆のう・膵臓の病気でも、食欲は落ちます。


一方で、消化器以外が原因のこともあります。甲状腺のはたらきの低下、腎臓や心臓の機能低下、服用中のお薬の影響、そして気分の落ち込みや強いストレスも食欲に影響します。どこに原因があるかは、症状の印象だけでは決められません。

考えられるおもな原因

食欲の低下は、胃そのものの問題で起こることもあれば、肝臓・胆のう・膵臓、甲状腺や腎臓、あるいはお薬の影響で起こることもあります。当院では胃カメラで胃と食道を直接確認し、腹部エコーと血液検査で胃の外の原因まで一度に調べられます。

機能性ディスペプシア

症状の特徴:内視鏡で異常がないのに、もたれや早い満腹感が続く
あわせて出やすい症状:みぞおちの痛み、おなかの張り。胃の動きを整える治療を行います

慢性胃炎・ピロリ菌感染

症状の特徴:食欲の低下が長く続く。自覚のないことも多い
あわせて出やすい症状:胃の不快感。除菌により将来の胃がんのリスクを下げられます

胃・十二指腸潰瘍

症状の特徴:みぞおちの痛みをともなう。空腹時や夜間に強い
あわせて出やすい症状:黒い便、貧血、吐き気

逆流性食道炎

症状の特徴:胸焼けや酸が上がる感じをともなう
あわせて出やすい症状:げっぷ、のどの違和感。食後や横になると強くなります

胃がん・食道がん

症状の特徴:食べ物がつかえる、体重減少をともなう
あわせて出やすい症状:黒い便、貧血。胃カメラで確認します

肝臓・胆のう・膵臓の病気

症状の特徴:脂っこいものを受けつけない。みぞおちや背中の痛み
あわせて出やすい症状:黄疸、だるさ。腹部エコーで確認します

甲状腺機能低下症・腎臓や心臓の不調

症状の特徴:だるさ、むくみ、寒がりをともなう
あわせて出やすい症状:体重の変化。血液検査で確認します

お薬の影響・気分の落ち込み

症状の特徴:お薬を始めた時期や、生活の変化と一致する
あわせて出やすい症状:吐き気、便通の変化。服用中のお薬をお持ちください

肝臓・胆のう・膵臓の病気

こんなときは、早めの受診をおすすめします

✓ 食欲の低下に加えて、体重が減ってきた
✓ 食べ物がつかえる、飲み込みにくい
✓ 黒い便が出た、または吐いたものに血が混じった
✓ 皮膚や白目が黄色くなってきた
✓ みぞおちや背中の強い痛みが続いている

これらは、胃や食道、あるいは肝臓・胆のう・膵臓に治療の必要な病変がある可能性を示すサインです。とくに体重の減少をともなう食欲不振は、早めに胃カメラと腹部エコーで確かめることをおすすめします。吐血や黒い便が続く場合は、その日のうちにご相談ください。

当院で行う検査

食欲不振の診療では、まず胃と食道を直接見て確かめ、そのうえで胃の外の原因を調べます。当院は消化器内視鏡の専門医が在籍し、腹部エコーと血液検査も院内で行えます。次の検査を必要に応じて行います。

01 胃カメラ(上部消化管内視鏡)検査(約10分)

食道・胃・十二指腸を直接観察します。胃炎、潰瘍、逆流性食道炎、がんの有無をその場で確認でき、ピロリ菌の検査も同時に行えます。経口(口から)と経鼻(鼻から)の両方に対応しています。

02 鎮静剤(静脈麻酔)を使った内視鏡

うとうとと眠っているような状態で検査を受けていただけます。以前つらい思いをされた方、えずきが強い方はご相談ください。検査後はお休みいただく時間が必要なため、当日はお車の運転をお控えください。

03 腹部超音波(腹部エコー)検査(約15分)

肝臓・胆のう・膵臓・腎臓の状態を確認します。脂っこいものを受けつけない、みぞおちや背中が痛むといった場合に手がかりになります。放射線を使わず、痛みもありません。

04 血液検査(採血約5分)

貧血、炎症の程度、肝臓・腎臓・膵臓のはたらき、甲状腺ホルモンを確認します。胃の外に原因がないかを調べます。

05 ピロリ菌検査(胃カメラと同時に実施できます)

胃炎の背景にピロリ菌がいないかを調べます。陽性の場合は除菌治療まで院内で対応でき、除菌によって将来の胃がんのリスクを下げられます。

受診の流れ

よくあるご質問

食欲がないだけです。受診の目安はありますか?

いちばんの目安は体重です。食欲の低下に加えて体重が減っている場合は、一度お調べになることをおすすめします。半年で5%以上(体重60kgの方なら3kg)が目安ですが、それより少なくても、つかえ感や強いだるさをともなう場合はご相談ください。

少し食べただけで満腹になります。胃が小さくなったのでしょうか?

胃そのものの大きさが変わったのではなく、胃の動きが落ちて、食べ物がたまったままになっている状態が考えられます。機能性ディスペプシアと呼ばれ、内視鏡で異常がなくても治療の対象になります。胃の動きを整えるお薬で楽になる方が多くいます。

飲んでいる薬のせいでしょうか?

その可能性はあります。痛み止め、一部の血圧のお薬、抗生物質など、食欲に影響するお薬は少なくありません。自己判断で中止せず、お薬手帳や実物をお持ちいただければ、必要性と代わりの選択肢をあわせてご説明します。

胃カメラで異常がなければ、それで終わりですか?

いいえ。胃に異常がない場合こそ、胃の外に原因がないかを確かめます。当院では腹部エコーで肝臓・胆のう・膵臓を、血液検査で甲状腺や貧血、腎臓のはたらきまで調べられます。原因を突き止めるところまで、一か所で対応いたします。

予約は必要ですか?

一般の診察と血液検査は予約なしで受診いただけます。胃カメラと腹部エコーは事前のご予約をおすすめします。まず診察で経過をうかがったうえで、検査日を決めます。お電話(099-251-5858)でもご相談を承ります。

食欲が戻らないときは、松岡内科へご相談ください

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