胃カメラを楽に受けるための3つの準備
- 6月10日
- 読了時間: 4分
「胃カメラはつらそう」「えずいてしまいそうで不安」
そう感じて検査をためらう方は少なくありません。
けれども、いくつかの準備とコツを知っておくだけで、検査はぐっと受けやすくなります。
このコラムでは、胃カメラ(胃内視鏡検査)を少しでも楽に受けるための3つの準備をご紹介します。
準備その1:前日の食事と絶食
胃の中に食べ物が残っていると、観察がしにくく、検査の精度にも影響します。
そのため、検査前は一定時間の絶食が必要です。
目安として、検査前日は夜9時ごろまでに夕食をすませ、それ以降は食べないようにします。
前日の食事は、
消化のよいもの
脂っこくないもの
繊維の少ないもの
を選ぶと安心です。
当日の朝は食事をとらずにお越しください。
水やお茶など、色のついていない飲み物は、検査前まで少量であれば飲める場合があります。
また、たばこは胃の動きや胃液分泌に影響することがあるため、当日は控えめにしましょう。
準備その2:お薬の確認
普段から飲んでいるお薬がある方は、事前の確認がとても大切です。
特に次のようなお薬は、検査の進め方に関わることがあります。
血をサラサラにするお薬(抗血栓薬)
検査中に組織を採取する場合などに関係するため、続けるか、一時的に調整するかを医師が判断します。
糖尿病のお薬・インスリン
絶食の日は、低血糖を避けるために、飲み方・打ち方の調整が必要になることがあります。
これらのお薬は、自己判断で勝手に中止しないことが大切です。
やめてよいかどうか、いつから調整するかは、必ず事前に医師へご確認ください。
血圧のお薬など、少量の水で服用した方がよいお薬もありますので、受診時に服用中のお薬をお知らせください。
準備その3:当日の過ごし方と「鎮静」という選択
当日は、締めつけの少ない、ゆったりとした服装でお越しいただくと楽に過ごせます。
胃カメラをつらく感じる大きな理由のひとつが、のどを通るときの「えずき」です。
これを和らげる方法として、
「鎮静剤を使い、うとうと眠ったような状態で受ける方法」
があります。
鎮静を使うと、検査中の苦痛を感じにくくなる方が多いとされています。
また、鼻から細いカメラを入れる「経鼻胃カメラ」は、えずきが起こりにくいという特徴があります。
どの方法が向いているかは、
体質
過去の検査経験
不安の強さ
などによって異なります。
不安や希望がある場合は、遠慮なくご相談ください。
鎮静を使う場合の注意点
鎮静剤を使った場合は、検査後しばらく院内で休んでいただきます。
また、当日は、
車
バイク
自転車
などの運転はできません。
公共交通機関を利用するか、ご家族の送迎をお願いしておくと安心です。
検査が終わったあとは
検査後は、麻酔やのどの違和感が落ち着いてから、飲水や食事を開始します。
組織を採取した場合は、
当日の飲酒
激しい運動
などを控えていただくことがあります。
結果や今後の方針については、その場、または後日の診察でご説明します。
「えずき」を和らげる小さなコツ
鎮静を使わない場合でも、ちょっとした工夫で検査を楽に受けやすくなります。
検査中は、
のどに力を入れない
肩の力を抜く
鼻でゆっくり呼吸する
ことを意識すると、えずきが起こりにくくなる方が多いです。
また、「飲み込もう」と無理に動くとかえって苦しくなることがあります。
つばは無理に飲み込まず、自然に流すイメージでいると楽に過ごしやすくなります。
緊張しているときほど、スタッフの声かけに合わせて、ゆっくり息を吐くことを意識してみてください。
どのくらいの頻度で受ければよい?
胃カメラを受ける間隔は、
過去の検査結果
ピロリ菌の有無
胃炎の程度
などによって異なります。
特に問題が見つからなかった方と、慢性胃炎やピロリ菌を指摘されている方では、すすめられる頻度が変わります。
一律に「何年ごと」と決まっているわけではないため、ご自身に合った検査間隔については、医師へご相談ください。
定期的に受けておくことで、変化を早い段階で見つけやすくなります。
松岡内科の内視鏡検査について
松岡内科(鹿児島市郡元)では、内視鏡内科を担当する医師が、一人ひとりの不安に合わせて検査方法をご相談しながら、胃カメラを行っています。
「今まで胃カメラがつらかった」「初めてで不安」
という方も、まずはお気軽にご相談ください。
準備の方法や当日の流れについても、丁寧にご案内します。
【ご予約・お問い合わせ】099-251-5858
※このコラムは一般的な情報提供を目的としたもので、診断や治療方針を示すものではありません。検査の進め方やお薬の調整は一人ひとり異なります。具体的な準備については、受診先の医療機関の指示に従ってください。